（社）佐賀青年会議所　理事長奮闘記

本日は、いや日付が変わっているので昨日は、佐賀市水対策市民会議　第61回　総会へ出席してまいりました。先日常任委員会でもんだ議案をこの総会にかけます。
http://www.city.saga.lg.jp/contents.jsp?id=197
市内河川の浄化及び排水を積極的に推進し、生活環境保全及び美しい自然の保持を図る為、一体となって河川浄化市民運動を展開することが目的である。
前回の常任委員会でご一緒した皆様は私を合わせて3名しかいませんでしたが、各自治会長さんはじめ委員の皆さまが多数参加され、また行政の担当者もたくさん参加され、まさに総会という雰囲気であった。
前年度の事業報告、次年度の事業計画等無難に審議が進行したが、一番盛り上がったのはその他の意見交換の場であった。
話は環境問題のみならず、水源の確保の問題など専門的な分野まで及び、私はただ聞いているしかありませんでした。
その中で印象に残ったのは、平成6年に起こった大干ばつの時に、もう雨が降らないので農業用水よりライフライン優先という事で、農協に了解を得て農業用水を止める決定をしたそうです、幸い決定翌日に雨が降り、事なきを得たらしいですが、普段蛇口をひねればいつでも水が出る生活に慣れ親しんでいる私達にとって、当たり前の陰に隠れた縁の下の存在を再認識する機会でした。
こんな前の席で、身が引き締まりました。NHKさんも取材にいらしていたので佐賀のニュースでも報道されたのでしょうか。占部会長と目が合ってしまった私は、発言の機会を与えていただきました。

会長「今、各自治体では高齢化が進み、河川清掃において若者の人手が足りないという問題が起きています。青年会議所は昭和55年の本会設立当時に川へ飛び込んでいただき大きく報道されたこともあります。青年会議所としては今後どのようにこの河川清掃事業に取り組んでいかれるつもりですか。」

・・・私達を使ってくださいと思わず言いたい気持ちにはなりましたが、会発足当時に私達が率先して河川清掃を行った事で、今や各自治会の皆さまも川に入り清掃活動を自発的に行っている事で、当初の目的は達成され、また会館がある神野地区の河川清掃は年二回今でも行っており、高齢化対策についての検討は今のところしていないので今後の検討材料にさせていただきたい。そして私達は昨年結成したエコアクション隊を運営しながら、ごみのポイ捨てなどの、河川汚染の元を断つよう市民に意識変革を訴える啓蒙活動をしていきたいと考えているとお答えさせていただきました。（いきなりふっていただき冷や汗がでました。）

たしかに高齢化対策は必要だと思いました。しかしながらJCメンバーが各自治会を回っていては、恒久的な解決策にはならないと思います。佐賀JCメンバーも各自治会に所属していると思うので、ぜひそちらの方にも参加し、若手自治会メンバーの会を作るとか対策を練る必要があると思いました。早速エコアクション隊にふってみようと思います。

新佐賀市に伴い、旧郡部の代表の方もいらしていましたが、なんの会議かわからないところにいきなり呼びつけられたと憤慨しており、そんなの事前に調べるのは自分の責任だろうと両隣の委員さんと話をして、これは長くなるなと思っていたところ、副会長が涙ながらに謝罪し、事態を収拾した一幕は大人の背中を勉強させていただきました。

本日も公職があります、今日は「さが学」検討委員会です。今日も一日頑張るぞ～っと言いながら私は今からおやすみなさいというこんな毎日を送っております。